2016-11-25 第192回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
また、かつて非武装中立と言っていたインドも、集団的自衛権の行使については、アグニミサイルの開発に見られるとおり、中国とインドの国境紛争に対応して集団的自衛権の行使をフルレンジで認めております。 実は、本年の四月、北朝鮮のミサイル発射事案がありました。その兆候が生じたときに、私の地元の呉市に米軍が管理をしておりますミサイルの弾薬庫がございます。黄幡弾薬庫というふうに言っております。
また、かつて非武装中立と言っていたインドも、集団的自衛権の行使については、アグニミサイルの開発に見られるとおり、中国とインドの国境紛争に対応して集団的自衛権の行使をフルレンジで認めております。 実は、本年の四月、北朝鮮のミサイル発射事案がありました。その兆候が生じたときに、私の地元の呉市に米軍が管理をしておりますミサイルの弾薬庫がございます。黄幡弾薬庫というふうに言っております。
その一つ目というのは現在の日米同盟を基軸とした防衛体制、そして二つ目は日本単独でやる防衛体制、そして三つ目は非武装中立、この三つが理論上は考えられるわけであります。 このうち、ただ、非武装中立というのは現実的に、先ほどからずっと御紹介いただいているような、そういった安全保障環境を考えたときには現実的ではない。
(資料提示) 個別的自衛権で対処する論のみならず、軽武装中立を主張する人もいますけれども、何もせず平和を守れる時代というのは終わりました。例えば、中国はウイグルで何をしているでしょうか。デモ隊に銃を乱射し、千人を超える人を虐殺しました。これは映像も多数残っています。そして、南シナ海では国連海洋法条約に違反し軍事拡張を続け、さらに我が国固有の領土尖閣も奪い取ろうとしています。
それから、いま一つ、3)の②でありますが、日本国沖縄県としての立場を選んで、それを受けて、日米同盟か武装中立かということを確認しなきゃいけないという話なんです。日本国の安全を保つための選択肢は二つしかありません。一つは、今のように強力な同盟国の力を活用しながら費用対効果に優れた安全策を講じること。
それに対して、抑止力なんかを持つから戦争になるんだ、非武装中立が正しいんだ、そういう人たちもいて、国論を二分した議論になったわけであります。 そして、その翌年、一九五五年に、非武装中立派が合同して日本社会党をつくりました。
過去、ルクセンブルクという国がありまして、ここは第一次世界大戦前には非武装中立をうたっていた。そういう中で第一次世界大戦があって、残念ながらドイツにじゅうりんをされてしまったという経験がありました。その後、第一次世界大戦が終わった後に、改めて非武装中立をうたった。そのときに、もう一度またドイツにじゅうりんをされてしまった。
これは、自衛隊がなくて、全く非武装中立であれば、日本の安定、平和が守れるかのような議論というのが、一時期、ある程度の勢いをもってされてきた。
九条について言っても、これは非武装中立だという意見がむしろ学界なんかでは圧倒的な多数説だったと言っていいでしょう。その中で政府はこういう解釈をしてきた。それは、法制局だけが頭の中でひねり出したということではあり得ないので、これは政府がどういう政治をやっていくのかということを踏まえて、十分に国民に納得していただける理屈を考える、意見を申し上げるという仕事をやってきたということだと思うんですね。
それから、武装中立とか、核にもよい核と悪い核があるなどという発言をされておられましたね。とても変わったなと率直に言って思っている次第でございます。 それから、辻元議員がおっしゃった、前文では普遍的価値だけを書くべきで、各国の価値を伴うものを書くべきでないとの御意見でございますが、これは辻元議員がいらっしゃらなかったときに同様の議論をいたしております。
日米安保条約を破棄するのであれば、残された選択肢は、非武装中立路線と改憲自主武装路線の二者択一以外にありません。憲法第九条の平和主義を護持し続けるためにも、日米同盟の堅持は日本の基本的な立場でなければなりません。 しかし、それにしても、あるいはそのゆえにこそ、日本の平和主義は積極的平和主義でなければならないのです。消極的平和主義であってはならないのです。
日本核武装その他、このパネルに三つ書いてあるような、あるいは非武装中立、あるいは某大国の属国化、これは仙谷さんなんかが言われたそうです。しかし、こういうのはいずれもバツですよね、ここに書いてあるように。
私、昔、スイスの国会で、ビアフラのゲリラと政府軍と両方にスイスの武器を売っているというのが追及されたときに、国防大臣が、武器を輸出しないと、べらぼうに高い武器について、我が武装中立は守れないんだというようなことを言ったのを聞きまして、日本みたいに武器禁輸三原則というようなことをやっている場合は、武器の値段はべらぼうに高くつくんだろうなと。
これを皆さん、食料安全保障のところで見ていただくと、意外に支持が多いのは、自由貿易のもと、何でも自由化したっていいんだ、これが非武装中立に当てはまるんです。 日本人は論理的に考えられないんです。加納さんは、ここにエネルギー安全保障をやったら、こっちをもっと大事に、同じように考えていただきたい、パラレルに考えていただきたいということです。
しかし、平和を愛するからこそ、あるいは何かに備えるからこそ装備を持っているわけであって、それは非武装中立の方々もおられるかもしれない。私は、そういった方々を別に排除するつもりはないし、そういった方々は考え方の一つであると思う。しかし、私は、自分の国を守り、そして外交をうまくやりながら平和な国を守っていくためには、ある程度の装備や防衛力が必要だと思います。
私は、非武装中立では国を守ることができないと確信し、安保賛成運動を展開して闘ってまいりました。プロレタリア独裁の共産主義に国を踏みにじられてはならない、その一念で、私が国家の安全保障を生涯のテーマにした原点は、ここにあります。 徒手空拳、苦節十年を経て、岩手の皆様の熱き御支援をいただき、昭和五十一年初当選し、本院議席最前列に座ることができましたことは、生涯最高の感激でありました。
一番下、非武装中立論というのがありました。野坂昭如さん、いまだもって健筆を振るっておられます。「火垂るの墓」で自分の妹さんが飢え死にされた経験から、食料の自給というのに非常にこだわっておられます。非武装中立です。石橋さんもそうでした。しかし、これは日本では、余りよくないんじゃないか。日本というより世界じゅう、これは余りにも常識外れだ、やはりこれはよくない。
だから、もう非武装中立論なんというのが日本でやっぱり成り立たなかったのはそういうことじゃないかなというふうに私自身は思っております。
○柳田稔君 繰り返しますけど、僕、非武装中立なんて一回も唱えたことありません。自衛隊は要るんだという立場なんです。 ちょっと気になるところがあった。どんな事態にも対応できる状況をつくっておかないといけないと今、久間大臣がおっしゃられましたけど、どんな事態にも対応できるといったら今の米軍でも足りませんね。自衛隊でも足りませんよね。いや、どんな事態とおっしゃったから。
非武装中立の社民党とは違うんです、政府は。何にも自衛力を持たなくていいと。 しかし、日本は今、十八年度予算でも、国民の税金を一番使っている分野は社会保障ですよ、二十兆円を超えているんですよ。国民の税金二十兆円、最大のお金を福祉分野に置いているんです、社会保障分野に。防衛費は五兆円行っていません。いかに日本の政府は福祉に重点的に国民の税金を使っているかお分かりでしょう。
例えば、非武装中立論というようなものを野党第一党が唱えて、政権の転覆をはかろうといろいろやってまいったわけでございますけれども、しかし、多くの国民の良識は、このような非常識な政策はだれもほとんど支持しませんでした。
非武装中立でいったら軍事訓練も日ごろの訓練もない人に戦えということでしょう。そんな無責任なことありますか、国として政府として。一般の市民まで戦えなんて、そんな無責任なことはできません。戦う専門の集団を持つということは一国の独立、平和を守るために必要だと。これが憲法違反であるという、そういう状態をなくさなきゃいかぬと思っております。
戦争にするために憲法改正するわけじゃないんですから、それは非武装中立でなければ社民党みたいに戦争に巻き込まれるという考えと違うんです。日本は今、非武装中立じゃありません。これからも、私、自由民主党だとして、非武装中立で日本の独立と安全が守れると思っておりません。そういう国の在り方については、これからきちんと憲法改正の中で論議されるべきものだと思っております。